葬儀社に頼む方法も、自分で送る方法も。

自力葬について調べる

できるところは家族で。難しいところだけ頼む。

まち葬式自力葬

家族が亡くなった直後の方へ

いま必要なことだけを、1つずつお伝えします。記事は出しません。

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はじめにお読みください

自力葬は「何でも自由にできる」という意味ではありません。死亡届・火葬許可・火葬場の予約・ご遺体の取り扱いには、法律・条例・自治体の決まり・火葬場の規則があります。手順や受け付け方は地域によって違うため、必ずお住まいの市区町村と、利用する火葬場の公式情報をご確認ください。

自力葬とは

葬儀社へ一括で依頼せず、死亡届や火葬許可の申請、火葬場の予約、棺や骨壺の用意などを、ご家族自身で行う形です。「全部を自分でやること」ではありません。 搬送だけ、安置だけ、納棺だけを専門の事業者に頼みながら、残りを自分たちで進めることも自力葬です。どこまでを自分でやるかは、ご家族の状況で決めてかまいません。

どこまで自分でやるか:3つの段階

目安です。おすすめ順ではありません。ご家族の人数・体力・時間・お住まいの地域の決まりで決めてください。

LEVEL 1 部分的に自分で行う

搬送・安置・保冷・納棺など、身体にかかわることは事業者に頼み、手続きと式の準備をご家族で行う形。

ご家族が行う死亡届・火葬許可の申請・火葬場の予約(できる火葬場なら)・花・遺影の用意・受付・司会・火葬場への同行
頼む(頼める)搬送・安置・ドライアイス・納棺
  • 搬送だけを頼んだ会社に、そのまま葬儀を頼まなければならない決まりはありません。断りたいときは、はっきり伝えてかまいません。

病院からの搬送だけ安置だけドライアイス交換だけ納棺だけ

LEVEL 2 大部分を自分で行う

火葬場の確認から棺・骨壺・祭壇・花・遺影・受付・式の進行まで、ほとんどをご家族で用意し、必要なところだけ頼む形。

ご家族が行う火葬場の確認と予約・死亡届・火葬許可・棺・骨壺の購入・祭壇・花・遺影・受付・式の進行
頼む(頼める)搬送・安置(必要なら)・納棺(必要なら)
  • 棺は買う前に、利用する火葬場に寸法の上限を確かめてください。火葬場ごとに違います。
  • 保冷は季節と日数によっては専門の事業者に頼んだ方が確実です。

病院からの搬送だけ安置だけ納棺だけ

LEVEL 3 ほぼ完全に自分たちで

自治体・火葬場の決まりで可能な地域で、安置・納棺・搬送・火葬場の予約・火葬・収骨までをご家族で行う形。

ご家族が行う死亡届・火葬許可・火葬場の予約・棺・骨壺の準備・安置と保冷・納棺・式(行うなら)・火葬場への搬送・火葬・収骨
頼む(頼める)(原則なし。難しいところは、その段だけ頼めます)
  • 全国すべての火葬場でできるとは限りません。 葬儀社経由でしか予約を受けない火葬場、個人の持ち込みを受けない火葬場があります。
  • ご家族が自分で運ぶことを禁じる法律はありませんが、車両・寝台の固定・感染症・死亡の状況・施設の受け入れ条件によっては、できないことがあります。
  • 火葬場の職員が搬送や納棺まで行ってくれるとは限りません。決めつけずに確かめてください。

マイプランを作る(項目ごとに、自分でやるか頼むかを決める)

15段の流れ(全部)

  1. 1

    ご逝去

    病院・施設・自宅など、亡くなった場所によって、この先の動きが少し変わります。医師による死亡の確認がまだの場合は、次へ進まず、かかりつけ医または119番へ連絡してください。

  2. 2

    死亡診断書・死体検案書

    医師から死亡診断書(または死体検案書)を受け取ります。死亡届と同じ用紙の右半分です。役所へ出すと原本は戻らないので、先にコピーを数枚取ってください。

    根拠:戸籍法86条

    見落としやすいこと:コピーを取らずに提出してしまうと、保険や年金の手続きで再発行を頼むことになります。

  3. 3

    安置場所の確保

    自宅か、安置施設へ。火葬までのあいだ、ご遺体を保冷しながらお預かりします。夏場や火葬まで日が空くときは、保冷だけを事業者に頼むこともできます。

    見落としやすいこと:自宅安置は、部屋までの経路(階段・エレベーター・曲がり角)で入れないことがあります。

    この段だけ頼む

  4. 4

    火葬場の確認

    ★どの火葬場を使えるか(市民料金になるか)、遺族が直接予約できる火葬場か、休場日はいつかを、いちばん先に確かめます。ここで数日と数万円が変わります。

    見落としやすいこと:直接予約できないことに火葬の直前で気づくと、待ち日数がそのまま延びます。

    ここは、お住まいの市区町村と、利用する火葬場によって違います。自治体の公式情報が最優先です。

  5. 5

    死亡届

    死亡の事実を知った日から原則7日以内に、市区町村へ提出します。出せる窓口は「死亡地」「本籍地」「届出人の所在地」のいずれかです。届出人になれる人は法律で決まっています。

    根拠:戸籍法86条・87条

    ここは、お住まいの市区町村と、利用する火葬場によって違います。自治体の公式情報が最優先です。

  6. 6

    火葬許可申請

    死亡届と同時に申請するのが一般的です。受け取った火葬許可証は、火葬当日に火葬場へ持っていきます。これが無いと火葬できません。

    根拠:墓地、埋葬等に関する法律5条

    見落としやすいこと:当日に忘れると火葬できません。受け取ったら、その場で保管場所を決めてください。

    ここは、お住まいの市区町村と、利用する火葬場によって違います。自治体の公式情報が最優先です。

  7. 7

    火葬場の予約

    ★遺族が直接予約できる火葬場と、電話での相談になる火葬場、葬儀社経由でしか受け付けない火葬場があります。混んでいる地域では数日待ちます。

    見落としやすいこと:予約の受け付け方は火葬場ごとに違います。「個人予約可能」と書いてある火葬場でも、必要書類と支払い方法は確かめてください。

    ここは、お住まいの市区町村と、利用する火葬場によって違います。自治体の公式情報が最優先です。

  8. 8

    棺・骨壺等の準備

    火葬炉に入る大きさかを、火葬場に確かめてから買ってください。棺だけ、骨壺だけを買うこともできます。骨壺は、収骨の量(全部か一部か)が地域で違うため、大きさも変わります。

    見落としやすいこと:炉のサイズは火葬場ごとに違います。寸法だけで「入る」と判断しないでください。

    ここは、お住まいの市区町村と、利用する火葬場によって違います。自治体の公式情報が最優先です。この段だけ頼む

  9. 9

    納棺

    ご家族だけで行うこともできます。お身体の状態や、ご家族の人数によっては、専門の方に頼んだ方がよい場合があります。

    この段だけ頼む

  10. 10

    必要に応じた式

    式を行うかどうかは、ご家族が決めてかまいません。自宅や火葬場の炉前で短いお別れをする形も、式場を借りて行う形もあります。宗教者を呼ぶなら、菩提寺がある場合は先にそちらへ相談してください。

    この段だけ頼む

  11. 11

    火葬場への搬送

    安置場所から火葬場へ運びます。搬送だけを事業者に頼むこともできます。ご家族が自分で運ぶことを禁じる法律はありませんが、車両・安全・施設の受け入れの条件を必ず確かめてください。

    見落としやすいこと:火葬の予約時間に遅れると、その日の火葬ができないことがあります。時間に余裕をみてください。

    この段だけ頼む

  12. 12

    火葬

    火葬場へ、火葬許可証と料金を持って向かいます。支払いが現金のみの火葬場があります。死亡から24時間を経過しなければ火葬できません。

    根拠:墓地、埋葬等に関する法律3条(死亡から24時間は火葬できません。妊娠7か月に満たない死産などの例外があります)

    ここは、お住まいの市区町村と、利用する火葬場によって違います。自治体の公式情報が最優先です。

  13. 13

    収骨

    火葬のあと、お骨を骨壺に納めます。収める量(全部か一部か)は地域によって違い、必要な骨壺の大きさも変わります。火葬場が埋葬許可証(火葬済の証明)を返してくれるので、納骨まで必ず保管してください。

    ここは、お住まいの市区町村と、利用する火葬場によって違います。自治体の公式情報が最優先です。

  14. 14

    納骨等

    納骨の時期に法律上の期限はありません。墓地・納骨堂に納めるときは埋葬許可証が要ります。散骨や自宅で手元に置くことを考える場合は、自治体の条例・ガイドラインと、その土地・海域の決まりを確かめてください。どこでも自由に散骨できるわけではありません。

    ここは、お住まいの市区町村と、利用する火葬場によって違います。自治体の公式情報が最優先です。

  15. 15

    葬儀後の手続き

    世帯主の変更・健康保険・年金・公共料金・銀行など、期限のあるものがあります。市区町村の窓口で一覧をもらえることが多いです。

    ここは、お住まいの市区町村と、利用する火葬場によって違います。自治体の公式情報が最優先です。

チェックリストで進める費用を積み上げて概算する

搬送:5つの選択肢

自力葬では、搬送を独立した項目として考えてください。ご家族自身で運ぶことを「必ずできる」「おすすめ」とは言えません。

専門の搬送事業者

搬送だけを受ける事業者です。葬儀を頼まなくても運んでもらえます。有償で運ぶには許可(霊柩運送)が要るので、掲載の前に運営が確かめています。

頼める事業者を探す現在地から探す

自治体・施設の対応

警察が関わる場合や、身寄りの無い方の場合など、自治体や施設が搬送の手配を行うことがあります。案内に従ってください。

ご家族自身で

ご家族が自家用車で運ぶことを禁じる法律はありません。ただし、法令(感染症など)・死亡の状況・施設の受け入れ条件・車両(寝台を固定できるか)・安全を必ず確かめてください。全国どこでも必ずできるわけではなく、おすすめでもありません。 寝台の確保・階段の上り下り・到着後の安置まで、想像より負担の大きい作業です。

有償で他人のご遺体を運ぶ事業には、貨物自動車運送事業法の許可(霊柩運送)が要ります。 まち葬式では、許可を確かめた事業者だけを「搬送」の部分依頼に載せます。

安置と保冷

ご遺体は、状態・季節・火葬までの日数によって、適切な保冷が必要になります。何日もつか、どれだけ要るかは、ここでは断定できません。夏場や火葬まで日が空くとき、ご不安なときは、保冷(ドライアイス)だけでも専門の事業者へご相談ください。

安置場所を探すドライアイスだけ頼む

難しいところだけ、頼む

葬儀の全部を頼まなくても、必要なところだけを頼めます。搬送だけ、安置だけ、棺だけでもかまいません。難しいと感じたところを頼んで、残りをご家族で進める形も、この地域で受けている事業者がいます。

お住まいの地域の手続きを見る

死亡届の窓口も、火葬許可の申請も、火葬場の予約方法も、市区町村によって違います。 一次情報を確認できた地域から掲載しています。

市区町村の一次情報は、順番に確認して掲載していきます。 いまは、お住まいの市区町村の窓口へお問い合わせください。

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気をつけること

  • 法律・条例・自治体の決まり・火葬場の規則に従う必要があります。「自分たちの自由にできる」わけではありません
  • 火葬場を遺族が直接予約できるとは限りません。 葬儀社経由でしか受け付けない火葬場があります。先に確認してください
  • 死亡から24時間は火葬できません(墓地、埋葬等に関する法律3条)
  • ご遺体の保冷は、季節と安置日数によっては専門の事業者に頼んだ方が確実です
  • 他人の遺体を、料金をもらって運ぶ仕事には貨物自動車運送事業法の許可が要ります。 ご家族が自分で運ぶこと自体を禁じる法律はありませんが、寝台の確保・階段の上り下り・到着後の安置まで含めて、無理のない範囲かを考えてください
  • 棺の大きさによっては、火葬炉に入らないことがあります。買う前に火葬場へ確かめてください